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こうして起こる痛風発作

尿酸値上昇で関節で炎症が起こる

痛風を経験したことがある人は皆、尿酸値を気にします。それは、原因が尿酸値の上昇にあるからです。
しかし、尿酸値が高いだけで激痛を伴う痛風発作を引き起こす、というわけではありません。

痛風発作が起きる可能性があると、危険視されるのは尿酸値が7.0mg/dLを超える人です。すると、尿酸が体外へ排出されるのが間に合わなくなってくるので関節に溜まり、沈着・結晶化していくのです。この時は、まだ痛風発作は起こりません。

結晶化した尿酸が剥がれ落ちることで、白血球が異物と判断して尿酸結晶へ攻撃します。そして激しい痛みを伴う炎症を引き起こします。これが、痛みや腫れを起こす痛風発作なのです。

痛みや腫れ自体は、5日〜10日程度で治ります。しかし、尿酸結晶の一部が剥がれ落ちて、痛風発作を引き起こしただけで、全ての尿酸結晶が無くなる訳では無いのです。つまり、何らかの対処をしなければ、またすぐに痛風発作を起こす可能性があるということです。

この尿酸結晶を無くす為には、徐々に尿酸値を下げて血液中に溶け出しやすくすることが必要なのです。
ただ、治療を早く終えたい・手間を無くしたいからと言って尿酸値を急激に下げるようなことを行えば、痛風発作を誘発させてしまう可能性があります。

それは、尿酸値を下げることで溶け出すはずの尿酸結晶が、尿酸値の急激な低下によって関節から結晶のまま剥がれ落ちることで激しい痛みなどの炎症を引き起こしてしまうことがあるからです。

この時のイメージは雪が積もった家の屋根に近いといえます。屋根の上の雪を急激に溶かそうとすると一部の固まりが落ちてしまう可能性があります。そのように尿酸結晶が剥がれ落ちることで、痛風発作を引き起こしてしまうのです。

屋根の雪は時間をかけて溶かしていけば、固まりを落とすことなく全て無くすことが出来るので、同様に尿酸結晶を少しずつ溶かしていく必要があります。

痛みや腫れの炎症が治まった状態、高尿酸血症の場合3ヵ月〜半年程度の期間をかけて徐々に尿酸値を下げるようにしましょう。その時の目標尿酸値は6.0mg/dL以下です。痛風発作を起こさないまま、尿酸値を正常値に戻す生活習慣を身につけましょう。